築50年の住宅。
当時、自宅の敷地内にて伐採した地木を乾燥させ、
大工による丁寧な手仕事によって作られた住宅とお聞きしました。
今回の増築リフォームにおいても、
数年前に伐採した敷地内の地木の杉を、大黒柱や差し鴨居など家造りの中心に使わせていただきました。
工法は50年前と変わらない在来軸組み工法です。
間取り変えに伴う構造変更(当時の丸太梁の掛け替え工事)も含め、すべての作業を手仕事で行いました。
意匠デザインでは以前の農家型和風の力強いイメージを
数寄屋風のモダン和風の繊細なイメージに作り変えました。
- [所 在]
- 茨城県坂東市
- [設 計]
- 芦葉工藝舎
- [施 工]
- 芦葉工藝舎
- [改修延床面積]
- 74.53m²(22.50坪)
- [増築延床面積]
- 60.45m²(18.28坪)
- [工 法]
- 在来軸組工法2階