E様邸改修工事のテーマは、新築当時の日本建築の美しさを取り戻すことでした。
今お住まいの家主様が4~5歳ころの記憶だそうです。
決して古さを感じさせない、今求められている昔の和風建築の意匠を感じたため、
力強く生き続ける丸太をそのまま使う、屋根の形を変えない、当時の木をなるべく再生させ使いました。
地場の木材を大切に使い、丁寧に加工をした当時の施工をそのまま生かしました。
竣工したEさま邸は60年という時間を取り戻しました。
伝統在来工法の可能性を確信したE様邸改修工事でした。
- [所 在]
- 埼玉県幸手市
- [設 計]
- 芦葉工藝舎
- [施 工]
- 芦葉工藝舎
- [改修延床面積]
- 82.4m²
- [工 法]
- 在来軸組工法